ヤマトシジミ
チョウ目 シジミチョウ科 ヒメシジミ族
前翅長:9~16mm
カタバミあればどこへでも
本州から南西諸島まで幅広く、都市部でももっともよく見られる種類のシジミチョウです。
このヤマトシジミはどこにでもいる最普通種ではありますが、食草(卵を産んで幼虫が育つ植物のこと)にはかなりこだわりがあります。
とにかくカタバミ、カタバミオンリーなのです。カタバミ以外には見向きもしません。
人家でも、石垣、荒れ地でもカタバミが生えていればどこにでも発生します。
カタバミはどこにでも咲いているいわゆる雑草ですから、ヤマトシジミもどこでも見られるというわけです。
とても小さいチョウなので、普段はほとんど気にもとめていなかったかもしれませんが、止まっている時は翅を半開きにしていることが多く、開いた時の薄い紫色の翅はとてもきれいですよ。
