ウラナミシジミ
チョウ目 シジミチョウ科 ウラナミシジミ属
前翅長:15~20mm
北の大地を目指して・・でも寒いの苦手
翅の裏側に独特の波状の模様のあるシジミチョウで、類似種はいません。
翅の後端には目のような黒い2つの斑紋と尾状突起があり、複眼と触角に似せて敵を欺く擬態のような役割をしているとの説もあります。
このウラナミシジミは移動性が強く年に何度も発生するのですが、そのたびに分布を北に拡大し、秋ごろには北海道にまで到達しますが、越冬できるのは南側の暖かい地域だけです。
マメ科の植物を好み、食草もインゲン、ダイズ、エンドウなどで、成虫もマメ科の植物の花を訪れます。
素早く、またかなり高いところを飛ぶのもこのシジミチョウの特徴です。
