ツバメシジミ

チョウ目 シジミチョウ科 ツバメシジミ属

前翅長:9~19mm

あれ、これ私だけじゃなかったの?

北海道から九州まで全国に幅広く分布し、山地から平地、都会の公園などに至るまで様々な環境で見られるチョウです。

翅の裏側は銀白色にオレンジ色のアクセント、表側はオスは鮮やかな紫色ですがメスは黒色でオスとメスではっきり色が違います。

ツバメシジミという名前の由来ですが、翅の後部に尾状突起と呼ばれる尻尾のような突起があり、これが燕のようだからということだそうです。

ただこの尾状突起は、シジミチョウ科のチョウでは多くの種類が持っていて、なにもツバメシジミだけのものではないですが・・
尾状突起というのは、これを触角に似せることで天敵を欺き、頭が狙われることを防ぐ役割をしているのだという説があります。

シロツメクサ、カラスノエンドウなどマメ科の植物を食草とし、成虫もまたこれらの植物の花を訪れます。

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