オオスズメバチ
ハチ目 スズメバチ科 スズメバチ属
体長:27~40mm(働きバチ)
棚田最凶の危険生物だけど慌てないで
世界最大のスズメバチで、その大きさだけでなく危険度もMAXな生き物で、その危険度合いは毒蛇マムシを上回ります。
性格は攻撃的で毒性も強く、毎年本種に刺されて亡くなってしまう方が全国で後を絶ちません。
チョウや甲虫類と一緒に木の樹液に集まっている姿をよく見かけますが、こういう場面のスズメバチはまず攻撃してこないのでさほど恐れる必要はありません。
最も危険なのは、秋口でハチが巣を警護している場合です。スズメバチが近づいてきて、まとわりつくようにアゴをカチカチと鳴らしながら飛んでいたら、近くに巣がある可能性が高いです。
この場合は、慌てず静かにその場を立ち去りましょう。逆にパニックになってハチを刺激してしまうと攻撃してきます。集団で襲い掛かられると最悪のケースになります。見かけても慌てないことが大切です。
ちなみに、ハチが針で刺すのはメスだけです。ハチの針は産卵管が変化したものなので、オスには毒針はありません。
