ヒガシキリギリス
バッタ目 キリギリス科 キリギリス属
全長:26~37mm
夏を告げる私の美声を聞いてください
いわゆるバッタというのは「バッタ科」の昆虫を指し、キリギリス科の昆虫はバッタ目ではありますがバッタというよりは「鳴く虫」として分類されるようです。
また、バッタとキリギリスの仲間の違いとしては、キリギリスの仲間は触角が長く、バッタの仲間が昼行性であるのに対しキリギリスの仲間は主に夜行性で鳴くのも夜です。ただ、このキリギリスは昼行性で昼間に鳴くことが多いです。
比較的背丈の高い草むらを好んで生息するため、見つけるのはそう簡単ではありません。肉食で、ほかの昆虫などを捕らえて食べます。
キリギリスは、青森県から岡山県までに生息するヒガシキリギリスと、それ以西に生息するニシキリギリスの2種がおり、外見も多少違いがあります。
「ギー、チョン、ギー、チョン」と鳴きます。
