アズマヒキガエル

無尾目 ヒキガエル科 ヒキガエル属

体長:8~16cm

跳ぶのは苦手。でも歩いてどこでも行きます。

通称ガマガエル。

生息地によって、主に西日本に生息するのが「ニホンヒキガエル」、それ以外が「アズマヒキガエル」と大きく二つに分かれますが、静岡県に生息するのはアズマヒキガエルです。

外見上で区別するのは難しいですが、鼓膜の大きさが微妙に違います(アズマの方が大きい)。

ほかのカエルのように飛び跳ねるのは苦手で動きもゆっくりですが、行動範囲は広く、山間部から平地まで幅広く生息し、人家の庭先に現れることも珍しくありません。

また危険を感じると、背中を突き出して威嚇のポーズをします。これは、ヒキガエルは耳の後ろの耳腺というところに毒を持っているため、「毒があるぞ」というのをアピールしているのだと言われています。

繁殖期は2~3月頃のため、田んぼで産卵することはなく、浅い池や水たまりのようなところに紐状の卵塊を産卵します。

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