マユタテアカネ
トンボ目 トンボ科 アカネ属
全長:30~43mm
ヒゲっていわないでください
秋の久留女木の棚田では、ミヤマアカネ、ナツアカネと並んでよく見られる赤トンボです。
マユタテアカネの特徴は、よく見ないとわかりませんが、顔面に黒い斑紋があります。
眉毛のような斑紋なので眉斑(びはん)と呼ばれます。名前の「マユタテ」もそれが由来になっています。
ただこれ、斑紋があるのは目の下なんですよね・・だから眉というよりもヒゲ? または蝶ネクタイのようにも見えなくもないですね。
9月ぐらいには成熟した赤いオスが飛び交う姿が見られます。メスは他の赤トンボ同様、淡褐色ですが眉斑は同じ。また、メスは翅の先端部に褐色の模様がある個体もいます。
マユタテアカネはメスが湿った地面に尻尾を打ち付ける打泥産卵をします。秋に産卵し、そのまま卵で越冬します。
