ナツアカネ
トンボ目 トンボ科 アカネ属
全長:33~43mm
実はわたしも秋が好きなんです
赤トンボといえば、少し前までは「アキアカネ」という種類のトンボのことをイメージしていたようですが、現在アキアカネは数が激減しているようで、残念ながらこの久留女木の棚田でもほとんどみることはできません。
久留女木の棚田でよく見る赤トンボといえば、このナツアカネがそのひとつでしょう。
ナツアカネのオスは、成熟すると顔から全身真っ赤になり、これぞ赤トンボといった感じです。対してメスはあまり赤くはなりません。
9月頃からナツアカネたちはどこからともなく現れ、それぞれ繁殖活動を開始します。
ナツアカネの産卵は、連結打空産卵と呼ばれるスタイルで、オスとメスがくっついて空中からメスは尾を振り下ろして産卵します。
ナツアカネの産卵は、稲刈りが終わってカラカラになった田んぼでもまだ続きます。
