シオヤトンボ

トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属

全長36~49mm

シオカラさんと間違えないでね

シオカラ3兄弟の末っ子(?)、このシオヤトンボは久留女木の棚田では最も早く活動し始めるトンボの一つです。

4月下旬から田植えの頃までの短い間ですが、棚田はシオヤトンボでいっぱいになります。

棚田の秋のトンボがミヤマアカネなら、このシオヤトンボはまさに棚田の春のトンボです。

シオカラトンボにそっくりな姿をしていますが、シオカラよりも一回り小さく、オスは胸の部分が黄色いのが特徴です。またシオカラトンボのような飛ぶ姿よりも、シオヤトンボは地面に這いつくばるように止まってじっとしている姿が目立ちます。

幼虫期間が長くまた幼虫で越冬するため、平野部では繁殖できる場所が少なくなり数が減少しているようです。

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