トノサマバッタ
バッタ目 バッタ科 トノサマバッタ属
全長:35~68mm
元祖仮面ライダーのモデルです
日本全土に分布する大型のバッタです。もっとも有名なバッタと言ってもいいかもしれませんが、それほどどこでも見られる種類のバッタではありません。
背丈の低い草が広く生える草原などが主な生息場所で近年そういう場所も減っているようですが、久留女木の棚田では初夏から秋にかけてよく見られます。
警戒心の強いバッタで、近づくと翅を広げて遠くまで飛んでしまいます。最も捕まえるのが難しいバッタといえるでしょう。
トノサマバッタは中国などでは大規模に農作物を食い荒らす深刻な害虫になっており、これらは大量発生する「群生相」となっているようです。日本では通常群れでは発生しない「孤独相」ですが、過去には何度か群生相が発生した記録もあります。
体色には、緑色地、茶色地、黒色地のものがいます。
