クサキリ
バッタ目 キリギリス科 クサキリ属
全長:37~47mm
誤解されやすいタイプなんです
背丈の低い草原などに生息し、秋になると見られます。
クサキリもキリギリスの仲間で、キリギリスよりはスマートな体形をしています。こちらも鳴く虫ではありますが、「ジー・・」とやや地味な鳴き声をしています。
雑食で、イネ科の植物からほかの昆虫なども食べます。
同じキリギリス科のササキリが稲を食害するのに対し、クサキリは水田では見られず稲を食べることもほとんどないですが、農家からは同じ害虫として見られてしまうことが多いそうです。
キリギリスの仲間は、メスが尾に剣のような非常に長い産卵管を持つのが特徴で、オスとメスの区別は容易です。
緑色型と褐色型の2タイプがいます。
